子宮頸がんを知らない2009年02月23日 19時55分20秒

午後の光の梅の花
女子大生に尋ねた子宮頸ガンに関する調査の結果を夕刊フジが報じていたと検索ポータルサイトにありました。これは、子宮頸がん予防の会、のページに詳細があるのですが、その中の解説・分析はかなり気になるところです。もう一方の性としての♂の立場から言ってもどうかと思う解説です。結果についての警鐘や注意喚起は頷けるところですが、もっと重大な、そして予防に関する点で疑問と慨嘆を退けるところがあるからです。

本来あるべき男女の関係としても、十代での交渉が4割あるらしいこと、そのことをそのまま認容しているところに予防を妨げている主因があることに言及していません。ことに、女性の産婦人科医であるならなおさら、安易なそういった行為行動をむしろ戒めるべき立場にあると考えるからですが、そういうと、いわゆる、「進歩派」の人たち(女性も含めて)から非難されるおそれがたぶんにあります。でも、HPVの感染と拡大、潜伏、発症までを追跡すれば自ずとその原因がわかるはずです。

もっと、男性も含めて、その本来的な対策を講じる方向で社会的な合意や約束を形成していかなければならないと信じます。何より、この調査結果が指し示すように、若い女性自身の死に至るガンであることを認識させるべく、女性に徹底した教育と姿勢を求めていくことが最短の道だと思うのです。

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