朝のノジコ2007年04月27日 21時09分17秒

ちと写りがもひとつのノジコのオス
朝はいつも、以前にも記事にしましたように、鳥たちの活動が活発になる時間です。きょうも道路の脇から飛び出て、枯れ木にとまったのは、最初、このあたりに留鳥となって生息しているアオジかと思い違いをした、ノジコのオスでした。アオジはもっと頭部が黒っぽく、確かに黄色はよく目立つのですが、チッチッ、となく声でよくわかるのです。ノジコは目の周りの白い輪が特徴となり、その区別もできます。

と述べましたが、実は、このあたりで、しかも道路沿いの木でノジコを見るのは初めてです。こうやって出てくるところを見ると、そうめずらしく現れたのでもなさそうなのですが、目に触れるのは意外でしょう、ノジコにとっても。またひとつ、いえ、一種類、私の記録と記憶に加わることになったのです。

出会いあればこそ、それは人も生き物もおんなじです。会って初めて、その存在を確認し、ことばなり、気持ちなり、あるいは思いなりを通じ合えるのです。何かを伝えたい、分かち合いたい、手を携えて生きたい、そんな気持ちこそ、出会いから始まるのです。