ベニマシコ再来2007年04月19日 21時26分25秒

北からやってきたベニマシコのオス
赤い鳥、かつてのフォークソングの担い手でしたが、そのままの、赤い鳥として知られるのは、アカマシコやベニマシコです。この地で、それも海岸近くの道で見られたのはもう8年ほど前だったでしょうか。今日写真を撮れたのはそのオスで、色は草色、目立たないのですが、周囲の(ありきたりの)ホオジロ類とは少し違っていたのですぐわかりました。

朝のこの時間は鳥たちの活動は活発です。移動と飛翔を繰り返して、明るい朝の到来を喜んでいるようです。変わらない朝の光景です。生き生きとしたその躍動的な時間は中にいるだけでもうれしいものです。でも少し、やはり、寂しいかもしれません。静けさとさえずりと羽音を聞きながらの散策は確かにそれなりに楽しいのです、が、誰かとまた、分かち合いたいとも思うのです。

オスがいればメスもいる、と通常、考えます。かれらもまた、小群で来たり、つがいでやってきたりの仲間ですから、単独の飛来とは考えにくいのです。それだけでは意味がないですから。繁殖こそ、目的ですし、そのための移動です。