薄ら寒さを感じた日2007年04月26日 21時23分34秒

朝から曇り模様で、朝じたいは光もあり、明るかったのですが、北よりの風で一日中、暖かさよりも冷たさを感じさせられました。特に午後は冷えてきて、今にも降り出しそうな雲行きにさえなったのです。

どこか、春とはいっても、心から喜べない分、実際にもあたたかな春の日和とはいかないような気候を感じさせます。花冷えというより、寒さや冷たさの残る、冬の名残りのような風の冷たさを感じるのです。暖冬だった分、春はまだ本当の姿になっていないかのようです。

雲の多さ、空気の冷たさ、時として熱気を孕んだ風、どこか、不安定で移り気で、従来の気候の推移を如実に示し、あるいは順を追った段階的な変化を示す、そんな季節の移ろいは消えてしまったかのように感じられます。どこか、むちゃくちゃな変動を孕んだ、そんな気象を常としかねない状態に陥ったかのように感じます。杞憂でなければよいのですが。