フランス大統領選挙2007年04月24日 21時25分12秒

フランスの大統領選挙の第一回投票の結果でほぼ予想されたような割合になりましたが、もともとのフランス国民の意思や望みとは異なるようにも思えます。中道右派のバイル候補の得票も中身は割れていたようで、フランスのテレビやほかのテレビによるインタビューでも本来の主義主張とは違った投票行動を示した人がかなりいたようです。

大統領ということで、日本とは違って、元首を直接選挙で選べるのはそれなりに好ましいと感じています。ただ、日本では今回のフランス以上に、いえ、かなり異なった意味で、ほとんど人気やイメージのみで決められる可能性が高いと思えます。国民の政治意識とその支持する主張の確かさ、堅固さを鑑みると、日本ではなじまないというよりも本来の選挙の意味をなくしてしまうと考えられるからです。

多数候補による選択と充分な時間(日数)をかけた再考による再選別は意思と願いの反映を高い割合で可能にしていると現在みなされているのはその基盤となる一人一人の考えや視点の成熟があるのです。18歳以前からそういった意識と思考の醸成がなされる教育と社会はやはり、成熟した西欧のひとつの姿として、まだまだ私たちは目標とすべきなのです。