イチモンジチョウ色褪せる2007年09月14日 21時36分54秒

道に降りた色褪せたイチモンジチョウ
小山の北側の道にふらふら飛んでいたのはイチモンジチョウの雄(らしい)一頭でした。すぐにそれとわかる模様ながら、その色がおかしい。なんでこんなに茶色なのか、それもくすんだ色です。ふつうなら黒です。

この色のイチモンジチョウやミスジチョウを見かけたことは今までありませんでした。遺伝的な、発生上の障害や特異性による、と考えるほど私は単純ではありません。その証拠に、裏の翅の色は通常のと同じでしたから。これは個体の変異ではなく、気候が発生・成長に与えた影響に依るものと思えるのです。

この暑さ、今もなお続く残暑の異常さ、それが特に秋の羽化に与えた影響は大きいと考えられます。これから黒化することはないでしょうから、羽化からの濃色化を妨げた何かがあったはずです。ほかの蝶も吸密時間の短さ、吸水の回数・時間の激減を観察できます(変な表現ですが)。また、発生数の少なさも気がかりです。褪色ではなく、はじめから、色が着かない、黒化しないままになっているのが事実です。どこか、気がかりです。