秋はさみしく ― 2008年09月27日 21時09分23秒
もう確かに、秋の風情が色濃くなってきています。何より、その気温と風の冷たさでしょうか。空も青さが抜けるようで、いかにも天高く、すがすがしさと涼やかさに満ちています。でも、いつも思うのです。なんて、さみしいのか、と。心あればこそ、その空しさややり切れなさ、切なさなどを風に強く感じます。明日は、いえ、明日もまた、変わらない日々となるのかと思いやるとなおさら悲しくなります。
線路裏に藪からキジが3羽飛び出してきました。その前に田んぼにいたオスのキジがばたばたと飛び、出てきたメス3羽と同じ田んぼにおりたのでした。なんなのか、と思ってしまいます。アンバランスでどこか奇妙でそれでいてうらやましくもあったり、どこか、口惜しさ以上に耐えたくない気分になります。
今になってカラスアゲハも降りてきて、終わりかけの彼岸花に止まっては飛び、飛んではとまり、で落ち着きがありません。でも一頭だけではやはり、さみしく、山に消えた後も見つめていました。静けささえ深まる山の端です。@@@ CLICK で拡大します。@@@
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