み~んな、裏切り者2008年09月09日 21時23分23秒

畑のハッカの花
今日のニュースでも汚染米をつかまされた酒造会社がいみじくものたまっていたように、30 数年来の関係でも、結局、欺されていた、という真実を知らしめられたのは当初よりの裏切りの結果だった とうことでした。米の販売者、彼らに払い下げた農林水産省、そしてそれを確かめもせずに使った酒造会社 もまた、消費者、つまり一般庶民を裏切ったのです。

昨日まで私は大相撲のロシア人力士二人を信じていましたが、今朝のニュースではどうも米国巡業で買って 吸ったとかいう話です。もし本当なら、何らかの間違いや手違いではなかったことになります。私もまた、 二人に欺されたことになります。

ポッカレモンで知られたポッカコーポレーションもカビ毒入りを隠して嘘の表示をしたまま、悪質なことに、 入っておりません、などとして販売していたのです。

福田首相の裏切りは前任者の愚かさ未熟さを踏襲したところに求めることができます。消費者保護を打ち 出しておいてもその大本から足を自らすくうような行為をしてしまった彼に期待した支持者たちはどんな 思いを抱いたのでしょうか。ここ数年、あまりに目立つ企業の虚偽欺瞞は首相自身によって決定的な結末を 迎えようとしているかのようです。

翻って、私自身にとっても、周囲の人たちの「裏切り」には堪え難い思いをさせられ続けています。個人の 歴史、私的な生活や人生において、酷い思いや障害を負わされた人たちには恨み辛みが沸き起こるところ です。NHKの連続テレビ小説「ファイト」で黒板に書かれた、『みんな、裏切り者』に思い至る方々が何人 いらっしゃるかはわかりませんが、そんな嘘や欺し、寝返りや後足で砂をかけるような行為言動に出るもの たちを知るにつけ、そんな社会にしていったのは誰なのか、いつからなのか、はたまたどうして日本社会は そんなある意味、甘ったれた社会であったのか、と嘆かざるを得ません。

本当の厳しさ、本当の強さを知らない、わからない人たちが増えているのです。いえ昔からそうだったの かもしれません。ただ、これからでも、山岸俊男教授の著書、『日本の「安心」はなぜ消えたのか』にある ように―ただこれは単純化・モデル化されているのでそのままではどうかとはおもうところ―、信頼に基礎を おく関係を築けるような社会を形成し仕組みを作り直さねばならないと思うわけです。

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