足踏みの春2011年03月03日 17時01分43秒

マンサクの花
昨日、今日と雪が時折舞う天候で寒さは1月下旬並みとか、まさに春は名のみの、の早春賦の世界です。せっかく暖かくなりちらほらと地面にもかわいい花も咲いて気持ちも上向いてきたと思ったらこの有り様です。こういうのは萎えさせます。

京大はじめ、4大学での入試不正であろうことか、「逮捕」された予備校生もまた、足踏みどころか足を踏み外されてしまったようです。私には昨日の東大学長のことば、『私も教育者ですから...』も、きょうの京大の人の『更生してほしい』も空々しく聞こえます。ほんとうの教育者なら、簡単に若い人を司直の手に譲り渡すことなどしないものです。確かに、不正は不正であり、入学や試験そのものを取り消されても文句は言えません。でも「逮捕」や「裁判」は行き過ぎと感じます。彼の人生を奪おうという意図しかみえません。余計な作業や捜査協力をしたからといって、偽計業務妨害はどうでしょうか。ただ、足踏みをさせる、それだけでも十分な懲罰になると信じます。

また私も春に至りません。ともかく、今日はひどく神経が疲れました。他人の心配と自身の心配や気疲れで折れそうでした。

春を求める心優しい人たちに、ひたむきな人たちに一刻も早くと願わずにはいられません。もちろん、私自身も。