恋の季節 ― 2011年02月13日 10時03分26秒
雪がかなり消えて、歩きやすくなったのは人間だけではありません。猫たちもまた、今は盛りで一年で一度の恋の季節なのです。この時季、彼ら・彼女らは人の声や様子には見向きもしません。ただひたすら、相手を求め、その子孫のために熱い血を燃やしているのです。いやだ、という方はいるかもしれませんが、これは生きている以上、ごく自然な行動であり、決して嫌なものではありません。まったく、彼ら・彼女らは純粋で一途です。
私もまた、そろそろと感じています。ヒトもまた、一生、生きている限りその恋を成就させようと日夜思い悩むのです。ご多分に漏れず、出会いや身近な存在に期待を寄せるのです。これもまた、極めて自然で当然の欲求と信じています。ただ、なかなか、猫たちとは違い、そのまま行動にでるわけにはまいりません。人間社会ではそれは認められていません。あくまで、ディーセント( decent )な態度と振る舞いが求められます。
明日春となるなら、それに勝る喜びはないでしょう。きっと、叶う、それだけを信じて生きています。恋に年も恰好も関係ありません。もちろん、他人がとやかく言うことではありません。私もまた、猫たちと同様に、ただ、純粋に追い求めているだけです。これもまた、ヒトとして、そして人間として当然の気持ちなのです。もちろん、妨げるものなど、あってはなりません。コメント
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