自然再生に向けて2010年12月17日 22時09分24秒

チョウゲンボウ
今日は快晴、気温は冬そのものでしたが快適な歩みになった午後です。暖かさはなくとも日の光があればこの上ないのです。おかげで憂鬱にならずにすみます。夜になっても晴れていて、半月は煌々と空に冴え渡り、冷え冷えとした空気にもどこか力が湧いてきます。

夜は役場で自然再生協議会の設立準備会が開かれ、県の担当者、野鳥の会の方、役場の方々、そして町の20~30人の方々が集まり、これからを少し話し合ったのですが、それぞれの気持ちを確認できたという点でそれなりの役割を果たした会合でした。湖を中心とした自然再生はそれが人里と密着した存在であるだけに難しい課題もあり、ほんとうにかつての美しい環境を取り戻せるかどうかは住民を中心とした活動と議論にかかってきます。

自然再生法という法律に基づいた協議会と施策の行方は主として事業主体の自治体にどうしてもよってきます。でも、誰もが考えるように、何より、誰よりもそこに住む人々の意識と日常的な働きが現実に自然再生を実現できるかを決めていくことは間違いないのです。やはり、今日の会合では全く話にでませんでしたが、啓発と教育はその下地として不可欠なのでは、と帰り道すがらぼんやりと考えました。似たり寄ったりの議論と出尽くした感のある対策や記述ではなお真の再生にはほど遠いような気がしてならないからです。

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