暴言、妄言、謗言、貌言2008年09月28日 21時21分36秒

ヤマハッカの花の接写
中山成彬国土交通大臣が辞任しました。本来なら、麻生首相が呼びつけて罷免するのが筋だったはずですが、その責任を認めながらも形は中山氏を立てたのは自らの体面のためだったのでしょうか。その暴言、妄言は聞き捨てならぬものでしたから、とてもその任どころか、議員としても資格なし、として辞職すべきです。うわべだけの貌言を並べる輩も多い中、本音を繰り返し、支持者達の前でさえ言ってのけた愚かな方ですから、謗言(誹謗中傷)を他人から言われても動じなかったでしょう。自身を理解できない哀しさを誰が諭すのでしょうか。

酷いことばを平然と反論どころか、口答えも止めることばさえいえない人に投げかけ、それで抑圧し、「暴力」で従わせる、そんな意図をもって平気なひとでなしが横行している社会です。とりわけ、一番弱い人たちに対して、その人権も人格も人生も否定し、力づくで無理強いさせる、そんな腐った性質しかもっていない連中が増えています。恐ろしいのは、そんな連中を甘やかし、一緒になって言ったり圧倒したりする者たちがいることです。いうまでもなく、多ければ多いほど、恐怖政治になるわけです。それが、この、民主主義と基本的人権の尊重を標榜する、平和な日本で存在しているのです。

山の裾に生えているのはヤマハッカでその花はカキドオシに似ていて受け止める心をその皿のような花弁に表しています。同じ花を見て、美しいと感じる、そんな気持ちや感覚を持つような、そんな教育であったはずです。でも、中山氏も、そのほかのもっと酷い連中も、その効果はありませんでした。彼ら自身、その誤りと失敗の典型的な産物なのです。目も耳も、鼻も皮膚もありながら、何も感じられないほどの非人に成り下がったのは何が原因だったのでしょうか。でも今は、その悪行と不熟さと被害を食い止めることこそ、焦眉の急なのです。でも今の政治家、特に雲の上の苦労知らずの総理大臣には何もわからないでしょう。

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