疲れる道2008年09月25日 21時56分31秒

オモナミの実
今日は西の町に出かけていました。底の薄めの靴(合皮の安物)で歩いたら非常に疲れました。とにかく、足裏が痛む、膝に直接衝撃が伝わる、足が疲れてくる、体も重くなる、ついでに、もっともよくないことに頭まで重くなるし痛くなる始末です。昔からですが、ほんと、アスファルトやコンクリートでできた道路や歩道はひどく疲れます。体に最悪の環境です。

午後、土の道を歩きその良さを実感しました。靴を「シューズ」に履き替えたのもあるわけですが、何より、衝撃がそれほどではなく、道の緑も人工的な植栽ではありませんから、気分的にも楽になります。空気もよくなり、見通しも風景も頭を休めてくれます。早くも、その中にオモナミの大きめの実がなっていました。衣服にくっついてどうもならんわけですが、アスファルトやコンクリートよりは遙かにましです。

歩みを妨げるのは直接的な障害だけではありません。一歩一歩に関わる環境の大切さを知らねばなりません。さらには、人は足だけで歩くのではないのです。歩くことは脳に刺激を与え、活性化してくれますが、それを保つのはその持続的な快感です。もし誰かの悪意や害することばが周囲に聞かれればそれは歩みを台無しにします。心の著しい障害となり、精神を抑圧し、自由な心を奪います。そんな人の住めない場所にしてはなりません。

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