怒りしか感じない2008年09月15日 21時18分15秒

林のハナタデ
今年も林の縁にはハナタデが揃って開花しています。夏の終わりよりもこの秋の花こそがその咲きそろう華やぎを謳っています。萩に次いでの小さなお猪口の並んだ姿はとてもきちんとしていて整った美しさを見せてくれているのです。あたりまえにいつも咲く、いつもそこにある、そうあってこその花々のことばの確かさは筋道を明らかにしています。

非論理的な、道理から逸れた、いえ、まったくわきまえないむちゃくちゃな言動や行為、決めつけ、押しつけ。そんな社会には我慢がなりません。それでうまくいくのだとか、そうあってこそ成りたつ、「バランスがとれる」とかうそぶく輩もいる、それでこそ社会だというのは詭弁にもなりません。理解不能で意味不明、ただそれが滑稽だと笑ってすませられるならそれでもいいかもしれません。でもそのためにもし、ひとりでも泣く人がいたなら、ひとりでも苦しむひとがいるなら、それは絶対に許されるものではありません。誰かが犠牲になればよい、誰かをはけ口にすればよい、誰かに目を向けさせればそれでほかは安泰だ、そんな社会や身勝手な思いは絶対に許されないのです。

自殺者を類をみない割合で生んでいる、そんな裏の暗い側面を持つ日本社会はふつうではあり得ません。ましてや、子供が自殺をしなければいけない、そんな明日も見えない、希望のもてないこの世など何の意味があるでしょうか。自暴自棄になり、無差別に人殺しをしていく人がいる、そんな社会にしたのはだれでしょうか。いい加減で無責任極まりない政府や官僚の無意味なことばと行動と何も認めない態度にはもう堪忍袋の緒が切れています。企業の嘘と見せかけとことばだけのコンプライアンス、つまり手前勝手な主張を通す手段でしかあり得ない、そんな自己中心的な姿勢はもう受忍限度を超えています。もっと、私たちは賢明にならねばなりません。権力・経済力・支配者を信じてはいけないのです。

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