セスジイトトンボの池 ― 2007年08月05日 21時46分39秒

昔からの溜め池、今も一応そうですが、もうコンクリート三面張りの情けない「池」なのですけど、それでもトンボたちはやってきます。きょうもコシアキトンボが2匹、縄張り争いをしていて、その中にシオカラトンボも混じり、さらにはギンヤンマが2匹、つがいでやってきました。
そんな中、中央部のわずかな水草の出た場所に群がっていたのがセスジイトトンボでした。これも数年前からいて、強い日差しで尾部の青が輝き、腹部まで輝いて見えていました。はっきりと区別されるのが、胴部の節の色分けで、これに背の筋がわかれば間違いはありません。アオモンイトトンボと違うのは尾部の青の幅で、これで光に輝くとはっきりします。
夏真っ盛りのこの時期、ようやくこの「池」も賑やかになってきたのです。本当に残念なのは、むかしのような、草と木が生い茂った環境ではなくなっていることで、もし再生されるならばもっと、多くの昆虫、とりわけトンボたちにとっての楽園が復活すると思われることです。どうして、こんな形にしたのか、その愚かさが悔やまれてなりません。コメント
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