マルバヌスビトハギも咲いた2006年08月11日 21時21分08秒

マルバヌスビトハギの葉と花
先日ヌスビトハギを見かけて以来、山道に出ていたマルバヌスビトハギもやっと、花を咲かせました。時期的に遅れて一週間といったところでしょうか。扁平の扇のような葉の形からすぐにわかります。

花自体も特徴ある形をしています。ルーペでよく見るとその付き方に違いがあることがわかります。接写はとりにくいのでもひとつですが。でも、もう立秋を過ぎてこれからは萩の季節となります。

極端な暑さも自然の移ろいからはずれてさらに長引いた梅雨のせいでまたシフトされているようで、秋の花のかかりも熱気の中に埋もれて押しつぶされたような感じです。打ち水をして喜んでいる場合ではありません。もっと真剣にこの季節のひずみと気温上昇を考えないと、危機はすぐ訪れないとも限りません。

稲妻・稲光・雷光・雷鳴2006年08月12日 22時08分39秒

とれた稲妻
夜八時前から急にごろごろと唸り始めたかと思うと空には、特に西北では赤橙から黄色、白色まで、広く輝く雷光が渡りました。ふつうなら、ここで急速に北風が強くなり、驟雨となるところですが、今日はそうはなりませんでした。

それでも光と音の轟きはなかなかのもので、数十分、窓から眺めていたりするのも安全な限りにおいて、いいものです。でも涼しくはならず、風も吹かず、こけおどしか、と思えるくらい、空だけの演出で雨は申し訳程度にぱらぱらと。どこか、変です。

7時のNHKニュースで関東や都会での激しい雷雨を報道していましたが、少し離れた位置では大気の混ざり具合やぶつかり具合、「堆積」層の重なり具合で違ってくるようです。結局、遠雷となって消えた夜空は相変わらず蒸し暑い残暑のままです。

夏の日のキタテハ2006年08月13日 20時59分11秒

夏型のキタテハ
草生い茂る土の道の脇にとまっては飛び、飛んではとまり、とせわしなく回っているのはキタテハでした。裏の地色が薄く、淡い枯葉のようなのでちょっと迷いましたが、表の色と模様からそうだとわかりました。

クズもなにもかも覆っているとどれがどれだかわかりませんが、広い葉の上は明るい休息場所かもしれません。でもこう日差しが強く暑いと同じことかも。長くはとどまってはいられなかったようです。

私が歩く道はほとんど山の端までは木という木はなく、灌木程度で木陰も日陰もないのが難点です。それでも草の覆う道ばたは彼らにとっても好ましさはあるのでしょう。もう少し、変化に富んだ道を造るようなまちづくりがもとめられると思います。生き物がいてこその環境であり、生活の場ですから。

飛び出たツリガネニンジン2006年08月14日 21時56分29秒

飛び出たツリガネニンジン
道の端から突き出るように飛び出していたツリガネニンジン。いっぱいに花を吊り下げ、重そうにたゆんでいました。めしべが長い変種のようです。がく片が細く、これが区別で大切です。

真夏とおぼしきこの時候、これを見るのは早いような気がします。そういえば、昨日の夜にはもう、スイーッチョン、スイーッチョンとハタケノウマオイが庭で鳴いて(震わせて?)いました。けれども気温は35℃、ととても秋を感じる状況ではありません。

なのに真夏や夏の風物よりも秋の初めの生長が目立つこの頃です。今年の夏は案外、短いのかもしれません。気候の変わり始める境目に来ているのでしょうか。変動の多さ、頻繁さはその兆候のような気がしてなりません。本当に、要注意のこの頃です。

上から見るほど高慢な人たち2006年08月15日 21時26分21秒

葉にかかった農薬
お昼に東京都○○研究所の偉い研究者がテレビに登場して解説していました。でも素直に聞けなかったものです。実際、そういった研究者や大学の教授などになるほど、態度や姿勢に傲慢さと高慢さが現れてきます。

認知症(老人性痴呆症)の予防によい、とのことで、鯖のマリネをオレンジを使って作った一品を紹介していました。でも、この先生、オレンジを殊更使っているところで研究者としての姿勢に疑問を抱かせました。話しながら、知らないくせに、とかなんとか、おかしなこともいったのです。研究した者が言うんだから、信じなさい、聞きなさい、という態度が鼻につきます。

オレンジはとりわけ、残留農薬とポストハーベスト農薬で問題があり(しばしば残留基準を超える検体が見つかる)いうまでもなく、米国からの輸入品は要注意です。果汁のみ、でもその処理方法で中まで入り込んで「残留」していることが多いのです。使うなら、国産の庭先や畑に植えられている無農薬のほったらかし栽培の汚い夏みかんやなんかの柑橘類が安全です。写真はある野菜の上にかけられた農薬ですが、野菜類や果物類では共通して使われる農薬が多いため、その残留検査もまた、同様の成分検査が行われます。こういった、割に知られた事実をも知らずに先の研究者は平気で一般の人たちに勧めたのでしょうか。怖い研究者です。

少ないながらめだつコボタンヅル2006年08月16日 21時22分05秒

やっと撮れたコボタンヅルの花と葉
山辺の道、奈良ではありませんが、その端を歩いていたら、ところどころ、白く輝くような花を見つけました。はじめは、海岸近くの土手でよく見かけたセンニンソウかと思いこみましたが(あぶない)おなじく蔓性の別種でした。

このコボタンヅル、数個ながら緑の中に浮き上がり、各所でいっぱいに花をつけています。蔓だらけの山の端でもこの季節、その白さは際だつようです。ほかにはママコノシリヌグイの桃色の花がそこかしこにありますが、緑一面の中ですから、この白さは目を引くのでしょう。

雌雄同体のように見えますが、これも虫媒で結実するのでしょうか。だとするとそれはほかに比べ、成功するのはまちがいありません。私は違った意味で目立つのかも、とも思ったりもしますが、実をつけてこそ、実になってこそ、と考えると、今の鳴かず飛ばずの生活はなんとも口惜しいというか、歯がゆいというか、耐え難い思いを強くしてしまいます。

夏に架かる虹2006年08月17日 20時59分11秒

西の空に架かる虹
今朝、西の空に架かっていました。円弧を描いた夏の虹です。台風10号のせいでむっとする蒸し暑さがこの虹を創ってくれました。あまりありがたくはないわけですが、きれいですからそれはそれで好ましく感じます。

でも美しさはやはり、冬の虹ですね。コントラストや各色の濃さと鮮やかさは夏には創れません。それに、冬は立つことが多く、大きく円弧を描きます。それでも10分程度で消えてしまったこの虹、はかなさが主題の夏にこそ見合うものだったかもしれません。

写真よりも実視で(肉眼で)見た方がはっきりと区別のつく形をしているように思います。撮り方がまずいのだといわれればそうですが、眼の中に結像するその時間と重ね合わせがそう見せるのかもしれません。じっと見つめているとよけいにそんな印象的な思いがつのります。焼き付けておきたい、そんな気持ちをまた新たにして今日が始まりました。

従えないロシアの主張と不法占拠2006年08月18日 21時30分21秒

北方領土内で起きたロシアによる日本漁船への発砲・死亡事故は知り得ない事情と確認できない事実に基づく、という点で、日本政府の言うように容認できないのですが、それ以上に、ロシア側の主張をそのまま信用できません。

まず、威嚇・警告射撃で船体に向けて撃ってないなら、波による揺れや不確定でそのまま乗組員に当たったか、という問題があります。また、北方で漁をしている漁船でよく海域をしっていたはずの彼らなら、ロシア警備艇に向かっていった、などという妄動はしたはずもないわけで、現実に、そんな主張を真に受けるほど私たちは愚かではありません。何より、その海域一帯は、日本が主張するように、ロシアの「領海」ではあり得ないし、北方4島は日本固有の領土です。不法占拠を根拠に領海侵犯だから射撃した、拿捕した、裁判にかける、などと一方的に通告され実力行使される理由はないのです。

基本的な事実として、「領海侵犯」ではないこと、ロシア側の暴力行為の正当性の主張を裏付ける根拠は(証拠は)どこにもなく、示されてもいないこと、この二点を強く日本側は主張すべきですし、その「正当性」を国際的に論拠を示して喧伝すべきです。元々、戦後(8月15日の後)に侵犯されて力づくで占領された北方の地での意図的な占拠を私たちは容認できたはずがないのです。もっと、効果的で明白な主張をしてほしいものです。

センニンソウとヘクソカズラ2006年08月19日 20時46分09秒

センニンソウとヘクソカヅラ
海岸沿いを歩いているとその盛りに出会います。センニンソウもヘクソカズラも今が花の盛りです。両者ともに蔓性の草本でどちらもよく目立ちます。山の端のコボタンヅルと対照的に海岸沿いでよく見られるのも特徴的です。でもヘクソカズラはどちらでも見られます。

写真では葉がよくわかりませんが、絡み合ってほかの草に巻き付いているので余計、ややこしくなっています。これに時として、同じく蔓性のクズなども絡むので困ります。名前の通り、寄ると触ると臭いのでヘクソカズラには要注意ですが、センニンソウは美しい白が一面に咲くあたり、晩夏の救いとなっています。

死んで花実がさくものか、とよく言いますが、まさに、どうして、北の海で漁船員は殺されなければならなかったのでしょうか。ロシアは事情の違う例(北朝鮮の抵抗・発砲侵犯)を持ち出してきて、日本でも撃ち殺したではないか、などと開き直っています。丸腰で言葉もよくわからない海で無抵抗な漁船に向けて明らかな狙い撃ちを正当化して当然と考える、そんな野蛮人に対し、効果的な対処ができない歯がゆさ以上の耐え難い屈辱を感じます。

酷暑は異常、顧みる時2006年08月20日 21時07分24秒

陰の風通しのよい場所の寒暖計とそっぽを向いたひまわり
今日のこちらの気温は異常な高さでした。いまもなお、30℃を超えていて、尋常とは思えません。これまでの例年なら、夕方で26℃前後に下がり、夜ともなると22~23℃ほどになります。でも最近は違うんですね。

地面から1.5mに管球部を置いた寒暖計でいつも見ています。この高さだけは標準と比較可能です。これで今日14時半で36℃、畑のひまわりなどは太陽に背を向けてそっぽむいていました。ひまわりでさえ、そうなんです。ヒトや動物が平気でいられるわけがありません。生物が異常さを感じるほどの暑さはやはり文字通り、異常です。これまでどうだったか、思い起こし、日常生活そのものの仕組みから変えるべきです。

北海道の高橋知事も遺族に話したように、漁船は「密漁」をしていたのではないはずです。どこか、おかしい。ロシアの反応や対処もまた、異常です。明らかに、殺された、と思えるんです。時間軸に沿って、顧みれば事実が見えてきます。