夏の降臨、ナツアカネ2006年07月31日 20時56分49秒

雄のナツアカネ
盛夏、到来したらしたらで空気が熱い、その上南風が強まります。こうなると飛ぶ鳥も昆虫も何もかもが葉陰に隠れてしまうのです。それで、一歩、いえ、何歩も山の端の先に入りました。風は凪いで揺れる葉は樹冠近くまで、これで生物たちは動きを早めます。

林のそばでゆっくりと飛び、また止まる彼を見つけました。ナツアカネです。まだ未成熟で黄色ですがここに来て夏の後輪を回したようにやってきたのでした。緩やかなその動きと姿の落ち着きは降り立った天使のようです。

でも、明らかに生物たち、とりわけ動物たちの姿は減ってきています。夏の暑さだけのせいでもなさそうです。以前はもっと多くの生き物たちが活動的な夏には蠢いていたように思います。そんな記憶も薄れそうな入り口の夏です。