吸水するツマグロヒョウモン2006年07月11日 21時02分47秒

ツマグロヒョウモンの吸水
この蒸し暑さのわりに、道路も道ばたも、そして川にさえ、水が少ない、というこの梅雨の現実を見ることができます。真夏の日差しの中、よく岩間とか崖下やなんかでモンキアゲハやクロアゲハなどが吸水しているのをみかけましたが、日の照らない曇ったこんな日に、吸水するのはよほどのことなんです。

ちょっと降った雨で草が濡れています。その水玉に口を伸ばして吸水しているのがツマグロヒョウモンなのです。チョウにとってもこの蒸し暑さは大敵であり、ヒトのことなどかまっていられないようでした。あちこち、低く飛んでは羽根をぱたぱたさせながら必死な様子で吸水している、その光景はやはり、というか、思った以上に異常なこもった暑さを象徴しているのです。

南風は思った以上に強く、木々や背丈のある草花などはもうからからで、チョウやなんかが吸水するのは不可能です。低い位置の湿り気や残り水が唯一、その場を提供していたのです。まだ奪い合うような光景は見られませんが、すぐに迫っている夏本番ではどうなるのでしょうか。