医薬品ネット販売2013年11月06日 20時28分55秒

ジョウビタキ♂
最高裁で医薬品のインターネットでの販売禁止は違法、との判決、さらには首相の原則解禁の宣言で一般販売は自由になるのか、と思いきや、厚生労働省は安全性についての検討から未承認・未確認の薬品については3年まて、との話。かつて、そのインターネットでの販売の恩恵を受けたわたしとしては、最高裁の判決どおりに、と思う一方、安全性は見過ごせないわけで、どう「担保」するのか、は終わりのない議論となるような気がします。

ただ、その安全性も、劇薬などはもちろん、「強い薬」でもない、なんでもないような薬やサプリメントの類いまで、時として異常な効果や副作用をもたらすこともまた、決して、まれではないという事実は心に留めておく必要があるわけで、それを体験している身からすれば、厚生労働省の何らかの機関なり審査なりを通じて太鼓判を押された場合でも安心は永遠にできません。様々な予定していない飲み合わせなどで生じかねない作用などに対して、例えば医師や薬剤師とてその診断や指示は無力です。また、その人の体や状態、いままでの薬や病などの履歴からも判断は難しい場合はすくなくありません。

賛意は示しながらも、その薬品の取り入れ方(飲み方・使い方)=用法などと危険性や疑問や変だ、と感じる感覚などで結局はその人による判断こそ必然性のあるところです。薬害は承認された製剤などから起こってきた訳で、何かに頼る、何かに寄りかかる、というのは誤りだからです。自分自身で考え、判断可能なように、何より、科学的にかつ論理的に思考し、何かを感じる心を持つことです。異常や異変を察知するために、信頼できる情報を元に事実や知識から自分自身の体を知るということに心がける構えがなければ、無用に販売されている薬品には手を出さないことでしょう。分からないなら、安易な宣伝や能書きに従わず、面倒でも、医療機関にかかることです。

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