春の兆し2011年02月20日 18時41分23秒

梅の花咲き初め
午後は湖の周回道路を歩いてきました。先月末にあれほど降った雪も斜面にパッチ上に少し残る程度で、乾いた路面を進むのは暖かさ(10℃)もあって気持ちのよいものでした。ところどころ、雪解け水が流れていて、早春らしさを見せてくれています。でも、山々にも野原にもまだ花も咲かず、鳥もいません。水鳥もめっきり減って、種類もぐんと少なくなりました。これからの変化の前の静けさでしょうか。私も。

春への希望も膨らみます。そしてそれは心の自由と行動と言論と表現と良心の自由に裏打ちされなければなりません。さらに、内心の自由において保護され、誰からも踏みにじられることはあってはなりません。それは決して譲れるものではないのです。他者からの迫害・排撃またどのような形であれ、暴力に対して保護され、その存在を保障されなければならないのです。これは人類普遍の原理であり、強者や他者の身勝手な論理や自分本位の思考によって奪われることは許されません。

これから春を謳う気持ちの高揚を押さえきれない歌が増える季節でもあります。過去の名曲もしかり、これからの若い人たちの元気な歌もまた喜びです。でも、それだけで終わることなく、崩壊と衰退の危機にあるかもしれない私たちの社会を救うために、もっと積極的な行動と言論を望みます。いまの政府ではだめです。さらに変えなければなりません。その大前提は、個人の基本的な人権が守られ、自由な発言がどこにおいても抑圧されたり脅威にさらされたりすることがないことです。中東の人々に連帯し、人々の覚醒を期待します。

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