明日を創る2010年12月10日 04時50分26秒

希望の秋色
昨日は11時前から曇りだし一時弱い雨。午後には時雨模様で霙、冷たい雨と雷で冬の様な天候でした。そして今朝もまた、その続きで風こそ吹かないものの、冬の雨です。気が滅入るどころではありません。これからは多くこの天気です。そして、さらに悪いことに、人々の心もまた、冷たい。というより、です。いつになったら、冬は去るのでしょうか。

ものごとを行うのに最初から言い訳や言い逃れを考えている逃げの姿勢では何もなされ得ません。自己保身を図り、自分本位に身勝手な思考と発想で自分たちにとってどうなのか、を第一にする、そんな者たちに明日はあってはなりません。被害に遭う心ある優しい人、何の力もお金もない、でもまっとうな神経と感覚とをもち道理を弁えた行動と言動をする、そういった生きるべき人間を私たちは育て、守り、積極的に増やさねばなりません。

何の接触もなく、何の約束もない、ただの一度も話したことも会ったこともない、そんな空疎な関係しか見いだせないとしたら何も見えてはきません。生き生きと、かけがえのない時間とたった一度限りの人生を生きていくのはまず、人と人とが出会い、ことばを交わし、心ある豊かな関係を築くことから始まるのです。それ以外にもそれ以前にも何もあり得ません。人生に待ち時間などないのです。現在を生きると言うことは、明日を創るということなのです。信頼はその直の創造である行為一つ一つから生まれます。