自然と当然2009年11月22日 23時13分57秒

北のイチョウ
いつになく暖かな日々の続いた秋ですが、最近はめっきりと冷えてきて、今日は 気温は4℃を下回りました。しかしながら、紅葉は不十分で変色の態様もまた、例年とは異なる ように見えます。イチョウも例外ではなく、緑の輪っかのように残る葉も写真のように多く、い ったいこれは何なんだろうと心配になります。それでも自然は季節を進め、変えてゆきます。

自然の摂理はそのままに存在し、当然のように進みます。いくら私たちが願おうと、あるいは抗おう ともその変化や形態は厳然としかし全く静かにあるのです。私たちの意思とは無関係に有り、動く のです。そして、それがこの世界を、地球を形造っています。その時間とともにすべてを変化させながら。

でも、その摂理さえ、否定し、あるいは力ずくでねじ曲げようとする連中がいます。いえ、その摂理 そのものを理解しようとしないのです。というより、その感覚がないのです。理解できるでしょうか。 たとえば、水が高いところから低いところに流れたり、熱が冷たい部分に移ったり、光に物を置けば 影ができたり、といったことを理解しないのです。同じく、順序というものを理解しません。あたり まえの物事の成り行きや推移を体得さえしていないのです。また、原因があって結果が生じるという こともわからないかのように振る舞い、強弁します。信じられない者たちです。信じるのはそのこと ばに意味があり、指し示すところに実体があり、それが確かな証を持っていて、しかもそれを互いに 共有しうる場合であり、そして何より、直接の接触の結果であることです。いうまでもなく、それら はポジティブな方向でなされなければ信を得ません。あたりまえのことなんですが。

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