不安な民主党2009年11月20日 20時14分05秒

民主党の施策や言動が揺らいでいます。鳩山首相自身、発言に一貫性がありませんし、しっかりとした強さも見られません。普天間基地に関する発言はとりわけ、あやふやで、これでは沖縄の人たちが怒るのも無理はありません。政権公約も三党合意も反故にしかねない最近の彼らには期待からの失望以上に不安を感じます。これでやっていけるのか、予算決定や執行に際して指導力を発揮できるのか、足下のおぼつかない酔っぱらいみたいです。

私たちは期待をし、それ以上に自民・公明の酷い政治からの脱却と変革を望みました。強行採決をも辞さない姿勢があるなら、米国に対しても、小沢氏の言うように、対等な姿勢と立場でよい関係を築くべく堂々と主張すればいいのです。どんなに脅されようとも、民主主義を標榜し自由と正義を愛する米国に民主党や私たちの意思の通じない道理はありません。

現状に甘んずる、あるいは現実をまるで動かしがたい事実と受け止めるなど、基本的に誤りであるだけでなく、後退と卑屈さと弱さそのものです。大きな支持を受けて政権につきこれからの時代と新しい日本を構築していくことが民主党などに課された使命です。いい加減な態度や従来の慣習などに従っていては(たとえば機密費)何も変革などできません。現実をみればこそ、その悪弊を排除し、新たな社会の仕組みを創っていかなければならないのです。今が踏ん張り時ですよ、鳩山さん。

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