「有害鳥獣」をどうするのか ― 2007年06月30日 21時03分25秒

写真の檻、というか、罠を仕掛けた箱は山の入り口、昔の山頂の神社への参道の入り口近くに設置されています。「許可」開始は明日からなのですが、もうすでに設置されてから、しかもちゃんと罠の準備も終えてから数週間経っています。ほとんど嘘の公示がなされているわけです。これを見て思うのは、しばしば見かける、工事のための御定書、あるいは公示された看板などです(;p)。
人間にとっての「有害」な獣であるイノシシ、シカ、サルはかかったらどうされるのでしょうか。以前、このブログの記事にしたとおり、かかったシカは子供だったせいか、無罪放免となっていますが、成獣だったらイノシシとシカは間違いなく、喰われる運命にあるのです。サルはさすがに、喰えないのですが、その知恵と賢さは前者たちを遙かに凌ぎます。でも、かかれば間違いなく、どこかに売られるのでしょう。医学実験に使われるのも多いらしいのですが、本当のところはわからない以上に、「有害」となった、あるいはみなされるように増えて食害を及ぼすようになった原因をこそ、私たちはもっと探らねばなりません。
このあたりにはほかにクマもいますし、テンもイタチもいます。クマはぎは東の山の山頂付近で見たことがありますがその「被害」はごく軽微で何本も枯らしてしまうほどではありませんでした。が、ここ最近、人里に現れることも増えています。クマは食害以上の脅威ともなる以上、捕獲=>処分以上の対策を考えなければなりません。広く深く見にくい山域を調査するのも大変です。何かもっと効果的で確実な把握の方法と棲み分けを見いださねばなりません。コメント
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