午後の彷徨 ― 2006年09月24日 20時43分57秒
いつもと違った窓からみるとまた違った風景にみえるように、異なる場所を見通すとまた違ったものを見いだすことがあります。それもまた、予期しない楽しみとして、ときに道すがら、ふと目にとまることがあるのです。
秋の本当の入り口にさしかかったこの頃です。稲が刈り取られて広くなったような光景の一方の対蹠にある山の麓、蝶を追ってきたところで覗いてみると、わずかですが、2つの個体で別々にダイモンジソウが咲いているのでした。それほど目立った足(下の花弁2つ)の長さがない変種で、他が枯れたか除かれたせいでやっと日の光に当たった、といった状況です。
植物の世界の常とはいえ、時期ごとに一斉に、あるいは圧倒的に繁茂する種が多い中、消えかけたように咲く花々もまた、逆の意味で至る所に見られます。こういった形で時間を含めた道を形成し、その継続をはかっているのかもしれません。
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