ヘシュル回の機能低下 ― 2009年01月25日 22時06分28秒
今日は好天に恵まれ、かなり冷えましたが(朝は零下2.8℃)、冬ならではの透明度の高さと空気のきれいさとで歩くのにはとても健康的な一日でした。北の海岸沿いではカシラダカやカワラヒワが群れていて、昨日の雪がなければ、と思うところです。藪に潜み飛び移るシロハラやキジがいたりして、鳴き声だけを聞いていても多くの鳥たちを区別することができます。一斉に鳴き飛んでいてもどこにおよそどれだけ、どんなのがいるのか、とわかるのはヘシュル回(Heshl's gyrus)の働きだとか。
困るのは町中でのよくない声の飛び交う環境です。カクテルパーティー効果で意外に人は知っている人や目的の人の声を聞き分け、聞き取ることができるのですが、その訓練を知らずにすることも意図的に行うことも阻害され、否定されることになるのは作為的な悪口雑言以上のささやきや圧迫を伴う人の声でしょう。私たちが知りたい、聞きたい声を失うのはそんな悪意や悪い目的に充ち満ちた音です。そんな生活を強いられつ塞ぐことも防ぐことも日常的に困難なのはまさに生活せんがために他なりません。
夜のテレビ朝日(あるいは朝日放送)の聴覚の特集はなかなか参考になりました。最初の指揮者のオーケストラでの音の区別や指摘は知ると本当に驚くべき能力を開発していくのがまさに音楽での職業のなせる技と感服してしまいます。打検技師の聴覚も訓練のたまものとのこと、そんな集中できる、迷わない環境や人生こそ、といったところでしょうか。知るべきはそこにあります。求めるべき時間や環境を社会にもたらす、築きあげる思考と工夫を新たな活力として、連帯して進めるこれからを持たねばなりません。もう、今までとは同じことでは打開も超克もできないでしょう。違った明日を創っていかねばなりません。CLICK でちょっと拡大します。

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