早朝のテンと蛾と2007年06月27日 21時18分44秒

テンの糞
あさ早くはまだ暗いと思いきや、きょうは煙霧だとかだったようで、霧のようでもあり、母に言わせれば黄砂だとか、どこか見えにくい、暗めの朝でした。そのせいで、というわけでもなく、テン(たぶんニホンテン―以前に北の山裾で生きた姿を確認、その後交通事故に遭ったテンも確認=これはブログに載せた)の確かな徴である糞を県道脇に見つけました。

何かの実を食べたようで、これはいつものテンの糞です。その上の生い茂ったクズの葉の上には、白いきれいな蛾であるシロヒトリがへばりついていました。お日様が当たればいずれ逃げたでしょうが、まだ暗い時でもあり、そこにいることがその存在の証明だったのでしょうか。アメリカシロヒトリは害となることで有名ですが、このシロヒトリはそれより少なく、食害も小さいのでしょうか。

昨日のクローズアップ現代では赤とんぼの減少を話題にしていましたが、まだ6月なのに、もう、この地ではウスバキトンボが飛んでいます。薄橙色の、ホバリングを得意とするこのトンボはまだ大群とはなっていませんが、早くも現れた、という点でこれもまた、異変の一つの証左ともなるでしょうか。