近くて遠い山2013年12月01日 20時34分48秒

多田ヶ岳
ようやく日程とわたしの予定は合う日を見いだしたので、今日は多田ヶ岳に12人で登りました。入山前はよく知られていて、町中から見える山なので、良い状態の道と直ぐに登れるところ、との先入観をもっていたのですが、登りでそれは大きな思い違いだと知るところとなりました。今日は山の会で登山道の整備をするため、わたしも荷を持ち、テープも使いながらの時間を過ごしたわけですが、有名な割に入山者もいないようで、あちこちを切ったり除けたり、看板や道標を修復したり、で山頂まで5時間もかかったのでした。

途中の崩壊場所では手前での大きな迂回と急斜面の登り道を新たに作り、分岐からはしんどい急登で、ちょうど12時前、長い歩きでした。でも山頂からは360℃の眺望で、天候もよく、やはり、前日に山歩きを決めたのはとてもよい選択でした。実に、7ヶ月ぶりでしたし、山の中はわたしにとってこの上ない心地よさを与えてくれ、山を歩くことで気持ちも良い方向にむかうと信じています。

下りも道はこのての山としては大変で、整備はこれからもかかせない、という、名の知れた山の割に歩く人は少ない、という現実と切り離せないというこの現状をどうすればいいのか、この町の人々共々、考える必要がありそうです。とくに、林道の崩れや荒れ様は早急な対策が求められます。とにもかくにも、好天で穏やかな初冬の山歩きは少し、健康を取り戻すきっかけとなったようです。

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