変わらぬ時2013年09月07日 20時07分21秒

早朝の灯台
けさも新聞ではオリンピック誘致にかかわる東京の人(たち)の非人間的な発言が掲載されていました。フクシマとは離れているから影響はない、だの、汚染水は適切に管理されるから大丈夫だの、まったく別物であるかのような言い方です。首相にいたっては、G20を抜け出してチリまでいったのですから、あきれて物も言えません。

口先だけで、心から東北や日本の新生を願い目指しているのではない、とはっきり分かります。あまりに腹立たしい。オリンピックなど不要です。少なくとも、今は。未だ収束しないフクシマともう戻れない福島県の人々をおもうとき、こんな行動を国際的にも恥ずかしくもなくなぜしてしまうのか、首相として疑問符をつけざるを得ません。東京のひとたちも同罪です。

変わらない早朝の、灯台の緑の光をみるとき、常に守る日々の姿こそ、信頼といざというときの羅針盤として必要です。港湾だけでなく、沿岸地域を中心とした防災と日常的な整備のために税金と精力をつぎ込まなければなりません。私たちが、どこに生きているのか、再確認すべきです。

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