熱の後先2011年10月14日 09時41分01秒

木星と月
昨日も天気予報(逃げの姿勢で【気象情報】などといってる)ではくもりで午後からかなりの降雨となる、と低気圧の接近を示しながらいってましたが、現実には今朝などは月の光が煌々と冴え渡り、木星の輝きも何にも増して目に入る空でした。今もまた、22℃というものの、南風も強く、暑さを感じさせます。気象のことばを借りれば、低気圧によって南の空気が流れ込んできた、といったところでしょうか。これから湿るのかわかりませんんが、間違いなく熱を運んできたのは肌で感じます。

先頃、ラ・ニーニャだという発表がありましたが、このところの気温の推移や地球の、特に日本付近の地下の蠢きを知るにつけ、その熱っぽさはかなりの圧力をもって私たちに迫ってきているように思えます。次第に西方に移動するかのような地震の発生、日本だけではない熱帯性の降雨(フィリピン、タイ、台湾、などなど)の尋常でない激しさ、その高まりはどこかで一転して降下するのでしょうか。ラ・ニーニャでは冬は日本付近では寒くなるのですが、そういったある意味、「単純な」図式で描かれる解析や事実の結果に受け入れがたいものを感じるのです。

くしくも、中東だけでなく、かのアメリカ大陸東岸でも虐げられた人々の熱い叫び、悲痛な訴えが町を席巻しています。各地に飛び火し、共感を得られる充分な理由があるのです。どこもかしこも、熱を発生させる要因に充ち満ちているのです。

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