土用の丑の日2013年07月22日 18時43分29秒

スーパー鰻重のから
食べて気づいた写真のこと。スーパーマーケットに1ヶ月前に頼んでいた鰻重。その入れ物です。もちろん、国産、鹿児島産でした。一尾でご飯にのせて1780円。テレビでやっていた、愛知産の一尾2800円よりも安くて、それでいてよく焼かれていておいしいウナギでした。たれもかけてあり、ほどよい味加減。スーパー侮る勿れ。粉山椒はなく、唯一の心残りかも。ただ、この日も30℃を軽く超えていた暑さの中、やはりこれで元気を少しはつけてみたくなるものです。

平賀源内先生の発案から、日本中に広がったこの習慣、今では年中食べることで資源の枯渇も心配されるのは源内先生も予想しなかったことでしょう。周遊魚としてでなければ育たないこのウナギをどうするか、この日に食べるだけでなく、考えなければなりません。まず、始めるべきは、食べる量の低減、控えめにすることでしょうか。そうして少しずつ、稚魚を増やし、育てることに力を注ぐことです。幸い、内陸の湖沼も環境の改善は進んできていますから。いつからするの?今でしょ!

私たちにできること、いえ、進めなければならないこと、この漁業国でその大切な資源を適度に消費しつつ、ほどほどを心懸けた魚食の文化を再興することです。腹八分目で消費量の低め安定を図ることは維持可能な社会のひとつの姿です。自給はその消費量・需要の適正化もまた、寄与するはずだからです。その第一次産業の経済的な適正化を同時に創り上げること、焦眉の急と考えます。

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