自殺者また3万人超2011年01月08日 09時42分28秒

昨年の自殺者数が発表されています。今朝の新聞に掲載されていますが、そこから県別の人工1万人あたりの自殺者数をみると(2009年推定値を分母とします=生きていた数ですから)、

愛知県 2.12
岐阜県 2.52
三重県 1.93
滋賀県 2.54
福井県 2.49
長野県 2.59

人口も多く数では1573人の愛知県は人口比では低めです。しがらみの強い滋賀県、寒さや暗さを伴う福井県・長野県・岐阜県が高めです。全国を調べた(単純な計算)わけではないのですが、東北や北海道、大都市圏や暖かな西南日本と比較するとその一般的な傾向もはっきりとするはずです。気候要因と様々な嫌なしがらみ・束縛の大きな地域で高くなるというのは推量できるのです。

実際、そういった個人に対する圧迫や関係の強要など、社会的な環境の大きさの度合いや違いが生んだ所に本質的な原因を見ることができるのではないでしょうか。訳のわからない理不尽さ、外からの圧迫など、人間のストレスのもっとも大きな原因こそ、発表されていないさらに大きな自殺者やその予備軍に見られる苦悩の主因です。詳細で深い分析と統合的な理解こそ減らすための対策に必要と考えられます。

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