鳩山氏尻すぼみ ― 2009年06月13日 20時20分25秒
「潔く」辞任した鳩山元総務大臣でしたが、引き際のコメントから今日はかなり後退してしまったようです。投票権と基本的人権を持つ側から言わせてもらえば、これは国民に対する裏切り行為です。ブログの記事でいかに吠えようとも、彼に届くわけではありませんが、観客ではなく、責任ある国民の一人として彼の行動を今回の社長人事の認可において支持していたわけです。もちろん、あれだけ「正義」を言った人ですから、最後まで筋を通してその姿勢を貫いてほしかったと思います。
野党各党のコメントを待つまでもなく、もう麻生内閣も自民党もだめなのですから、それに、全く国民に向いていませんから、自民党を出て議員活動をすべきです。国民新党の副幹事長が言うように、情けない政治家の内閣ですから、そしてそれを存立させているものをこそ、打ち砕いて新しい政府政権を担ってほしいからこそ、鳩山氏自身が「情けない」態度や姿勢では自覚している国民は納得しはしません。氏のいうように、麻生首相は間違ってるのですから、腐った自民党(国民の声に耳を傾けない)にはノーを突きつけてもっと混乱を引き起こすべきです。
政治家の役目は国民の声の代弁者としての側面もあるわけで、ただ議員・大臣になったからといって自身の一方的に依拠する集団に与することはないのです。むしろ、彼自身のいう、「正義」や「正しいこと」が通る、健全な民主主義社会をめざして言行一致でやっていただきたいと望みます。今度のいざこざはその絶好の機会のひとつであるわけです。そんな、期待を裏切らないでほしい。貫く誠実さこそ、有権者から求められる「正しい」政治家としての姿勢です。鳩山氏に今足りないのは勇気かもしれません。コメント
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